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占守型 1

海防艦の考証を始めようと思いますが、久しぶりに模型製作も行ってみようかと思います。
ただ、私はある程度のシルエットの再現が出来れば満足ですので、エッチングパーツでの手摺や窓枠は使用しません。
老眼もかなり悪くなっていますので、工作も雑なところがあると思います。
どうかご了承ください。

01-1 船体

占守の公式図(昭和15年6月30日製図の完成図面)での基本船体部です。
(クリックで拡大します)
これをピットロードから発売されている1/700占守型の船体と比較してみます。

01-2 船体比較

平面形状で目立つのは艦首部の尖りすぎ、艦中央から艦尾にかけてのふくらみ不足です。
そして金型からの抜きの関係で、艦首と艦尾の側面形状や艦中央から艦尾の断面形状、船首楼後端の側面にある三角部が再現されていません。
また、艦中央の上部構造物は長さが不足しており、主砲の位置もずれています。
なお、占守の公式図には艦首と艦尾の主砲周りには滑り止めが描かれています。
占守型はリノリウムが張られていなかった可能性があります。

現在これらの修正をどの程度行うか試行錯誤の最中です。

占守型 2

02-1 船体1
02-2 船体2

船体基本形状の修正中です。
艦首平面形状は0.5mmプラ板を適当に貼り付けた後にヤスリで整形、側面形状も艦首部を削った後に0.5mmプラ板を貼り付け整形し、それぞれのアウトラインを出しました。
後はパテを盛り艦首部を整えました。
船首楼後端の側面を削り三角部を作りました。
ただ、少々前部を削りすぎたようですが、このままとします。
艦中央部から後部にかけての側面に0.5mmプラ板を貼り、艦中央部は甲板部まで上部を削って断面形状を修正し、後部は平面形状のふくらみを修正した後、下部を削り込みました。
甲板はリノリウム押さえや各部のモールドを削り落としてあります。
(平面写真の比較用は択捉型の船体ですが、基本形状は占守型と同一ですので使用しました。
占守型のキットは2隻入りですが、艦尾のプラ板貼りで甲板部に隙間が出来てしまう失敗をしてしまい、比較用の船体が無くなりました。)

占守型 3

03-1 模型

中央構造物は、左右のパーツを張り合わせる際0.5mmプラ板をはさみ、艦橋直後で3mm弱延長してあります。
なお、艦橋基部の改修は後ほど書きます。
船体は舷窓を開けたところまでです。
この後、舷外電路と甲板上の備品類にとりかかります。

03-2 艦首平面

03-3 艦尾平面


艦首と艦尾の上部平面です。
装填演習砲は、第1号型哨戒艇の公式図に四十五口径三年式十二糎砲[G型]装填演習砲装備図がありますので、こちらを参考にしようと思っています。

占守型 4

04-1 模型1
04-2 模型2
04-3 模型3

舷外電路にはエバーグリーンの0.25mm×0.5mmプラ棒を使用しました。

04-4 舷外電路

舷外電路は昭和17年の占守の写真を参考にしました。
舷外電路は、艦首は菊花紋章と防雷具フェアリーダーのある部分で、艦中央部は高さの違う舷窓部で取り回しが変化しています。
(図面では舷窓の高さ違いが再現されていませんでした。そのためそれを元にした「占守型 1」での図を差し替えました。)

占守型 5

05-1 艦橋前面

このピットロ-ドの模型で、羅針艦橋下の上部甲板室前面に付けられている傾きは大きすぎます。
この図(右側が艦首側です)での黒い線が占守型の上部甲板室前面です。
青い線が擇捉型で、上部甲板室の傾きが無いだけで、上甲板の構造物の位置は変わりません。
水色の線がピットロードの擇捉型で、本来より0.5mmほど前寄りになっているようです。(ほとんど判らないので無視でも構いません)
占守型は、この擇捉型の金型改修によるものと思われますが、この時前面の傾きを追加するのではなく、上甲板構造物を短くする事で傾きを再現しています(赤い線)。
そのため、強すぎる傾きと相まって船首楼と艦橋下部の間が開きすぎ、また占守型と擇捉型で同位置にあるはずの機銃座がずれてしまっています。
そこで、傾き部を1mm程度削り落とし、上甲板部で構造物を1mm前進させました。(構造物は3mm延長させていますので、艦尾側は2mm後退していることになります)

05-2 機銃座

この上部甲板の側面及び平面です。
機銃座の舷側から飛び出す部分は上方への折りたたみ式になっていて、厚みも薄い物のようです。
機銃座の周りの手摺も前後は固定式ですが、この折りたたみ部は鎖による起倒式(取り外し式?)となっています。

05-3 煙突

煙突は上部側面のみ狭くなっています。

05-4 模型

機銃座は0.5mmプラ板で作り、折りたたみ部のみ0.27mmプラペーパーとしました。
煙突は上部が全周で細くなっていましたので、前後にプラ板を貼って整形してあります。

プロフィール

老猿

Author:老猿
  
日本海軍艦艇を、公式図と写真から
検証しています。

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