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擇捉型 3

03-1 艦橋前面

松輪の公式図「艦橋構造」を見ると、艦橋下部前面は複雑な構成になっているのが判ります。
上甲板部の平面では直線部がありますが、それが徐々に変化して羅針艦橋直下では丸くなっています。
そのため、真横や真前から見ると壁面が垂直ですが、斜めからは傾斜して見えます。

03-2 機銃座

機銃座の基本的構造は占守型と同じです。
ただ艦橋の大きさが違うため後部への通路部が大きくなっています。
機銃座下の支柱の形状も変化しています。
また干珠と笠戸の機銃座は更に簡略化されており、下部外周にあった補強板と支柱間のX形の補強材が廃止、支柱上部の補強板も小型化しています。
(写真1 平戸 「写真 日本海軍全艦艇史 KKベストセラーズ」P.760より、写真2 干珠 「写真 日本海軍全艦艇史 KKベストセラーズ」P.761より)

03-3 模型

中央構造物は、占守と同様に左右のパーツの間に0.5mmプラ板を挟んで幅を広げてあります。
前面は始めに上甲板部での形状にし、それから上部を丸く削った上でそれを繋げるように整形しました。
また構造物の長さは1mm長くしてあります。
(前面の整形で0.5mm短くなったため、1.5mmを延長)
 

擇捉型 4

04-1 艦首

松輪と笠戸の艦首平面です。
砲側弾薬筺や絡車の位置に変化が見られます。
砲側弾薬筺は、写真を見ると舷窓の減少と同じ時期に変わっているようです。
以前書きましたように、笠戸の図面は福江の一部訂正です。
この部分では艦首のフェアリーダー部のみ訂正されています。

04-2 艦尾

松輪と笠戸の艦尾平面です。
笠戸では爆雷投下台から爆雷投下軌条に訂正されています。
それに伴い小錨の位置も訂正されています。
訂正前の福江では、これは松輪と同位置と思われます。

最近は公私共に忙しく、模型にはまったく触れられていません。
申し訳ありませんが、今回は図のみとなります。

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老猿

Author:老猿
  
日本海軍艦艇を、公式図と写真から
検証しています。

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