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乙型改二潜水艦 3

12-1 伊58-2

昭和20年7月の多聞隊出撃時の伊58です。
(クリックで拡大します)

12-2 伊58-回天

(クリックで拡大します)
後甲板の張り出しは後方に拡大されましたが、伊36よりは短めになっています。
また、前部には波除けが設置されましたが、これも伊36とは違う形状です。
(艦橋にある扉との位置関係によるものか?)
前回触れたように、舷側側の回天の搭載位置も違っています。

12-3 伊58-艦橋

艦橋上の機器は、左舷にシュノーケルが設置されたため配置が変わっています。
シュノーケル設置位置の真横にあった25mm連装機銃は後方に移され、水密弾薬包筒も移されています。
左舷側の中央部には一段高い場所があり、そこには12cm双眼鏡が設置されていましたが、それもシュノーケル横に移されたようです。
また、その双眼鏡の右舷側には甲板への梯子が追加されています。

12-4 伊58-排水孔

艦橋後部付近から排気口までの船体排水孔の形状が変わっています。
(写真 「歴史群像太平洋戦史シリーズNo.45 真実の艦艇史 学習研究社」P.56より)
理由は不明です。(潜航速度を速くするため?回天搭載でのバランス調整?)
また艦尾の上部縦舵ガードには、前部には1個の後部には2個の軽目穴が開いています。
乙型改二と丙型改の内、この上部縦舵ガードがはっきり判る写真は伊58と伊52しかなく、伊52には軽目穴はありません。
上部縦舵ガードに軽目穴が開いているのは、伊58のみである可能性があります。
またこの軽目穴が新造時からあるものなのかも不明なため、新造時の図は無しとしています。


12-5 伊58

写真2は前甲板で、回天搭載設備の左右のずれが確認できます。
なお、青い矢印の開口部は魚雷積み込み口です。
写真3は後甲板で、舷側の張り出しが後方に伸ばされているのが確認できます。
また、起倒式無線檣は撤去されているようです。

写真2 歴史群像太平洋戦史シリーズNo.64 睦月型駆逐艦 学習研究社 P.82より
写真3 日本海軍艦艇写真集 潜水艦・潜水母艦 ダイヤモンド社 P.85より

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老猿

Author:老猿
  
日本海軍艦艇を、公式図と写真から
検証しています。

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