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謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

一昨年の阿賀野型に続き、昨年は飛鷹型が模型化され、多少なりともこのブログがお役に立てたかなと思っています。
ただ、あいかわらず考証間違いもあったりして、逆にご迷惑をおかけした点もありました。
本年は間違わないようにすることを目標にしたいと思いますが、たぶん無理でしょう。
年明け早々後ろ向きですが、自分の性格(思い込みが激しい)は判っていますので、皆さんおかしいと思われましたら御指摘をお願いいたします。

昨年末で加賀の考証は終わりとし、今年は朝潮型駆逐艦からと考えています。
1回目は数日中にあげますが、次回はからは図にかなり時間がかかっていますので投稿間隔は長くなります。

ところで、初期の考証である阿賀野型や隼鷹は後から考証のやり直しもあって見難いものとなっています。
いつか図を見やすくした改訂版をやりたいですね。

朝潮型 1

公式図には甲板敷物図というものがあり、これでリノリウム等の場所がわかるのですが、残念ながらあまり残っていないようです。
ただ、上部平面の中にもリノリウムの張られた場所が示されているものがあります。
朝潮型駆逐艦の荒潮・朝雲の上部平面にもこのリノリウムの張られた場所が示されています。

01-1朝雲 リノリウム

朝雲のリノリウム配置です。(クリックで拡大します)
朝雲の上部平面以外に、荒潮の諸甲板平面、朝潮の艦橋装置図を参考にしています。
荒潮は、舷側の樋の数や位置に違いが見られますがリノリウムの配置位置は同じです。
ただ、朝潮型すべてが同じとは限りません。
甲板上のリール等の備品の下は、特に図示はされていませんのでそのままとしましたが、他の艦の公式図を見る限りリノリウムは張られていないと思われます。
2m測距儀座の敷物についても図示されてはいませんが、初春型の初霜の上部平面に木製グレーチングを示す印が描かれていることや、松型駆逐艦や丙型海防艦の艦橋上の測距儀の周りも木製グレーチングであることから、ここも同様と推定しました。
また、その後方にある縦舵機調整台の周囲も木製グレーチングが敷かれている可能性があります。
艦橋の信号所のリノリウムは、朝雲・荒潮の上部平面ではマストまでとなっていますが、朝潮の艦橋装置図を見ると信号旗掛まで敷かれているのかもしれません。

次回からは細部の説明をします。

朝潮型 2

02-1a 朝潮 艦橋
02-1b 朝潮 艦橋
02-1c 朝潮 艦橋
02-1d 朝潮 艦橋

朝潮の艦橋です。(クリックで拡大します)
朝潮の公式図「前部艦橋装置」を主にし、大潮の「艦橋構造」を参考にして描いてあります。
窓は青で、梯子・足掛・手掛は赤で、手摺は緑で描いてあります。(側面図の窓は左舷側を示します)
天蓋左舷側にある昇降口は荒潮の上部平面には描いてありますが、朝雲にはありません。
朝雲では廃止されたのかもしれません。(陽炎型では廃止されています)

02-2 朝潮 艦橋

公式図には描かれていませんが、写真には左舷側に吸気筒が確認できます。
一一式軽機銃は、陸軍の十一年式軽機関銃と同じものです。
昭和14年10月の「機銃型別一覧表」では、一等駆逐艦綾波型外五四艦に各2-4と書かれています。
普段は艦内においてあり、必要な時にここに装備できるようにしてあるようです。
この機銃は島風や夕雲型風雲の艦橋でも装備位置が示されていますし、早霜や秋月には後継の九六式軽機銃の装備位置が示されています。

また朝潮型に装備された機銃ですが、朝潮には九六式二十五粍二連装機銃一型2基、大潮・満潮・荒潮・霞・霰には九五式二十五粍二連装機銃一型2基、朝雲・山雲・夏雲・峯雲には九三式十三粍二連装機銃二型2基となっています。
前回の朝雲の図では25mm連装機銃で描いてしまいましたので、13mm連装機銃に直しました。

写真1 世界の艦船増刊 日本駆逐艦史(新版) 海人社 P.114より
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老猿

Author:老猿
  
日本海軍艦艇を、公式図と写真から
検証しています。

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