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白露型 2
五月雨の艦橋平面です。(クリックで拡大します)
窓は青で、梯子・足掛等は赤で、手摺等は緑で描いてあります。
参考にした公式図は五月雨の「艦橋構造 其の1」「艦橋構造 其の2」「舷外側面及上部平面」「艦内側面及艦橋平面」を主にし、部分的に時雨の「舷外側面及上部平面」も参考にしました。
「舷外側面及上部平面」「艦内側面及艦橋平面」は昭和17年5月現在となっています。(ただし全てが正確とは限りませんので注意が必要です)
「艦橋構造」は各種断面等が詳しく描かれています。
船首楼甲板平面の右舷側前部の角には艦内への昇降口があり、ほんの少し外側に膨らんでいます。
左舷側の羅針艦橋張り出しの下には2本の支柱があるのですが、後部のものは斜めになっているようです。(烹炊煙突と干渉するため?)
ただし、この2箇所とも鮮明に写っている写真が見当たらず、確認はできていません。
前部マスト中段の2キロ信号灯台は、時雨の「上部平面」で輪郭は確認できるものの手摺の位置はは不明です。
白露の艦橋平面です。(クリックで拡大します)
白露の「艦内側面及艦橋平面」を参考に描いてあります。
五月雨とは信号所へ上る梯子と、2キロ信号灯台から見張所へ上る梯子が違っています。
なお、梯子の位置は春雨もほぼ同じです。
また羅針艦橋天蓋上にある無線電話送話機の位置や手摺も違っています。
66cm測距儀の直前にも手摺があります。(シート等を使用しての風除けのため?)
隊内信号灯の位置も違っていますが、昭和18年の写真では写っていませんので、廃止となった可能性があります。
ただその時期等は不明です。
時雨の艦橋平面です。(クリックで拡大します)
時雨の「舷外側面及上部平面」を参考に描いてあります。
羅針艦橋天蓋上にある無線電話送話機の位置は五月雨と同じですが、アンテナの向きが違っています。