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乙型潜水艦 6

06-1 伊36-1

昭和19年12月末の金剛隊出撃時の伊36です。
(クリックで拡大します)
このときの写真は前甲板で訓示中のものしか見つかりませんでした。

06-3 伊36

飛行機格納筒に22号電探の基部がある程度しか情報がありません。(赤い矢印)
そのため後部は戦後写真からの推定です。
後甲板両舷には張り出しが設けられ、その前端には舷側から艦橋にかけて波除けがあります。
これにより舷梯の取り付け位置が前方に移り、手摺も変化しています。
ほぼ同時に出撃した時の伊56の写真でも同様の波除けと舷梯の移動が確認できます。
なお、この時の回天との交通筒は艦中心線上の2基にしかなく、両舷の回天には一度浮上して上部ハッチから乗り込む必要がありました。
伊36の甲板に張られた板材には、切り欠きがあります。(青い矢印)
ただ、甲板上の開口部周辺には切り欠きはありません。
この切り欠きは伊47・伊363・伊401などにも見られますが、パターンは同一ではありません。
各艦が建造された造船所も違いますし、伊401と同じ造船所で建造された伊402では切り欠きがみられない等、疑問点が多くあります。

06-2 伊36-前甲板

前甲板における鉄甲板と木甲板の境は伊15よりも後方寄りとなっています。
伊37や伊38も伊36と同じであり、また伊33や伊29は伊15と同じですので、その間のどこかで変更になったものと思われます。

写真1 人間魚雷回天特別攻撃隊写真集 全国回天会事務局 P.83より

2017年10月9日 改訂

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