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大和型 3

記事の投稿が遅れまして、申し訳ありません。
仕事が落ち着くどころか増えていて、じっくり考証をする気力がありません。
今回も小ネタになりますがよろしくお願いいたします。

武蔵 流し場1

武蔵の流し場(洗い場)についてです。
まず右舷中央付近を写した写真では、後部艦橋付近の舷側にある流し場は木甲板に囲いを付けただけの簡易的なものとなっています。
写真1では流し場の中に木甲板の継ぎ目が見え、しかも囲いの中と外で繋がるように伸びています。

武蔵 流し場2

しかしその前、2番副砲付近の流し場は違っています。
流し場の中には2本の溝があるようです。
この溝に見える線は囲いの外の木甲板の継ぎ目との位置もずれており、この流し場は写真1のような木甲板に囲いを付けただけのものとは違っています。
写真3は陸奥の2番主砲横の流し場ですが、同様に2本の溝があるのがわかります。
写真2の流し場は、本来の中がセメント敷きの流し場だと思われます。

大和 流し場

さて、大和の流し場はどうだったのでしょうか。
大和の建造中の写真には、左舷後部の流し場が写っています。
2本の溝が写っており、セメント敷きの流し場だとわかります。

ここからは推定ですが、もともと流し場は本来のセメント敷きで設計され大和はそのとおりに作られたものと思います。
しかし、武蔵は建造途中の工期短縮のため、一部が木甲板に囲いを付けただけの簡易なものとなったのではないかと思います。

写真1 日本海軍艦艇写真集 戦艦大和・武蔵 ダイヤモンド社 P.65より
写真2 日本海軍艦艇写真集 戦艦大和・武蔵 ダイヤモンド社 P.64より
写真3 世界の艦船増刊 新版・連合艦隊華やかなりし頃 海人社 P.92より
写真4 日本海軍艦艇写真集 戦艦大和・武蔵 ダイヤモンド社 P.11より

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Author:老猿
  
日本海軍艦艇を、公式図と写真から
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