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丙型潜水艦 2(仮)

伊24

伊16の艦橋側面には機械室吸気口がありますが、写真1の伊24にはそれがありません。
巡潜1型から続いたこのレイアウトは、この丙型の途中で変更になったものと思われます。
ただ、伊16と伊18はあることが確認できますが、伊20と伊22は不明です。
なお側面の吸気口は廃止になりましたが、艦橋内部の給気筒には変化がありません。
それでは吸気口はどこにあるのかということですが、残念ながら丙型の写真ではそれを確認できるものは見当たりませんでした。

伊52

ただ、この艦橋内への給気筒の配置は乙型でも同様であり、それの船体を利用した丙型改にそれらしい写真があります。
写真2は海底に沈んでいる伊52の艦橋上を写したものです。
ここは木甲板になっているのですが、ちょうど給気筒の真上に当たる部分に穴の開いた鉄甲板が確認できます。
伊24も同様になっているのではないかと推測します。

艦橋後部

丙型の艦橋後部には25mm連装機銃が置かれており、それの操作のため艦橋上部は艦橋下部よりも広がった形状になっています。
図の青で描いた線が甲板面での形状です。
写真3ではこの段差が確認でき、写真4ではラッタルの手摺がそれに合わせる形で変化しているのが確認できます。
また、この艦橋後部には右舷のみ倉庫への入口があるため、ラッタルの位置が左右舷で若干違っています。


写真1・4 歴史群像シリーズ日本の潜水艦パーフェクトガイド 学研 P.52より
写真2 NATIONAL GEOGRAPHIC日本版 1999年10月号 日経ナショナルジオグラフィック社 P.133より
写真3 日本海軍艦艇写真集 潜水艦・潜水母艦 ダイヤモンド社 P.46より

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