隼鷹 3

03-1 前部機銃座

艦首付近の武装の変化です。
一番上は新造時です。
2番目はマリアナ沖海戦時で、25mm3連装機銃が増備されています。
これに伴い、飛行甲板脇の作業員控所は撤去されました。
次はマリアナ沖海戦後の武装増強をされた状態です。
噴進砲と25mm単装機銃が増備されました。
なお、噴進砲座の形状は写真でも検証し確認済みです。
射撃指揮装置は、直前の機銃用のものが噴進砲用に転用されています。
一番下は、昭和20年時の左舷の機銃座です。
昭和19年末に被雷による損傷修理時に、左舷の機銃座のみ角型の機銃座となりました。

モデルアート誌に、25mm3連装機銃が噴進砲搭載とともに単装機銃に変えられたとする考証がありました。
しかし、昭和19年末の被雷時の写真では、損傷のためか銃身は1本しか見えないものの3連装機銃用の防弾板を付けた機銃が写っており、単装機銃への換装は無いと思います。
また修理後も、左舷の機銃座は(角形にはなりましたが)以前と同様の形状であり、3連装機銃で修復されたと思います。
ところで、この3連装機銃に取り付けられた防弾板ですが、マリアナ沖海戦までに装備されていた16基にはこれがあります。
しかし、その後に増備されたものには防弾板は取り付けられてはいません。

飛行甲板上の滑走制止策にも変化がありますが、これは着艦制動索の変化とあわせて後日書きます。

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