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隼鷹 28

29-1 機銃変化

隼鷹の武装の変化を検証してみます。
(図はクリックで拡大します)
図の武装は、赤色が新設、水色が移設、青色が既設です。

一番上は新造時で、12.7cm連装高角砲6基と25mm3連装機銃8基でした。
2番目の図は昭和18年に行われた機銃増備後です。
25mm3連装機銃8基と25mm単装機銃12基が増備されました。
なお、飛行甲板上の5基は移動式です。
飛鷹の昭和18年10月の消火用泡沫剤試験での写真には、艦橋後部に増設された3連装機銃が写っており、隼鷹もほぼ同時期には増備されたものと思われます。
写真を検証した結果、マリアナ沖海戦はこの状態であったものと推定しています。
3番目はマリアナ沖海戦直後に行われた機銃増備後のものです。
25mm3連装機銃3基、25mm連装機銃2基、25mm単装機銃15基が増設されました。
この時は、まだ噴進砲は装備されてはいません。
「日本空母物語 福井静夫著作集第七巻 光人社」の巻末にある「あ号作戦後の兵装増備の状況調査」において、増備時期不明と書きました5基の既設分の25mm単装機銃は、飛行甲板上の移動式機銃を移設したものではないかと推定しました。
その後(昭和19年9月頃か)、1・2番高角砲の艦首側にある各3基の単装機銃を撤去して、12cm28連装噴進砲を装備したのが一番下の図です。
昭和20年には更に武装の変化があるようですが、残念ながら資料がありません。

以上で隼鷹の考証は終わりです。
この後は側面図と断面図となりますが、申し訳ないことにまったく描けていません。
描き上がったところから順次投稿しますが、申し訳ありませんが時間をください。

なお過去の記事で、艦首機銃座の銃側弾薬格納所の部分の記述、及び側面図を直しました。

コメント

§ 御礼

昨年11月26日から半年強に亘り隼鷹の考証をしていただき本当に有難うございました、言葉では言い表せないほど感謝の気持ちでいっぱいです。
分からなかったり、知らなかった多くの事が判明し模型に反映する事が出来、お陰さまで、その間製作に集中でき楽をさせて頂きました。
来年末ごろには完成したいと思っています、何か機会があればご報告をさせて頂きます。
今回で感じたことは、豊富な資料と考証力が必要と思いました、これからは少しでも老猿さまに近づけるよう、考証力を身につけて行きたいと痛感したしだいです。
今後も益々のご健勝とご活躍を心からお祈りいたします。
本当に有難うございました、まずはお礼まで。

§ Re:御礼

YAHOOさん、いつもコメントありがとうございます。
あまり返事をかけなくてすみませんでした。

記事に対しての反響があるというのは、やはり嬉しいものです。
本当にありがとうございました。

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まとめtyaiました【隼鷹 28】

隼鷹の武装の変化を検証してみます。(図はクリックで拡大します)図の武装は、赤色が新設、水色が移設、青色が既設です。一番上は新造時で、12.7cm連装高角砲6基と25mm...
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